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おりものでわかる妊娠しやすいタイミングと体調管理のポイント

「おりものって、気にした方がいいんですか?」

妊活中にそう尋ねられることは少なくありません。
実際、妊活の情報のなかでも「おりもの」については軽く扱われがちですが、実はとても大切な体からのサインです。
おりものの変化を見つめることで、妊娠しやすいタイミングを知ることができるだけでなく、自分の体調の変化にも気づけるようになります。

「今日は少し少ないかも」「いつもよりさらっとしてるな」――こうした日々の小さな気づきが、妊活の成果を大きく左右することもあるのです。

とはいえ、「おりものを見ましょう」と言われても、どう見ればいいのか、何をチェックすればいいのかわからないという声も多く聞かれます。

この記事では、そんなあなたのために、おりものの基本的な仕組みから、妊活への具体的な活かし方、そして量が減ってきたときの体のサインまで、わかりやすく丁寧に解説していきます。

おりものとは?妊活で注目される理由

おりものは、女性の体にとってごく自然な生理現象です。
ほとんどの人が「なんとなく出るもの」として受け止めているかもしれませんが、実は妊活の場面では、とても重要な役割を担っています。

おりものを毎日少し観察するだけで、自分の体のコンディションやホルモンの状態、そして妊娠しやすいタイミングまで把握できる可能性があるのです。

ここでは、まずおりものの基本から見ていきましょう。

おりものはなぜ出るの?

おりものは、膣の中を清潔に保ち、細菌の侵入を防ぐ役割があります。
そして妊活においては、精子が子宮までたどり着きやすくなるようサポートするという、もうひとつの大切な働きがあります。

排卵が近づくと、おりものは量が増え、透明でよく伸びる状態になります。
これは、精子がスムーズに通過できるようにするための体の準備。
つまり、自然の仕組みとして「今がチャンスですよ」と教えてくれているのです。

毎日違うのは普通のこと?

おりものの状態は、ホルモンの変化によって日々変わります。
ある日は水っぽく、ある日は白くて粘りがあったり。
量も日によって多かったり少なかったりします。

これは異常ではなく、ごく自然なサイクル。
特に排卵前後の変化は妊娠のチャンスを知る大きなヒントになります。
毎日少し気にかけて観察するだけでも、自分の体のリズムが見えてきます。

妊娠のタイミングを知るヒントは、おりものにある

妊活の成功には、「いつ、タイミングを取るか」がとても重要です。
排卵日を正確に知るために、基礎体温をつけたり、排卵検査薬を使ったりしている方も多いでしょう。

でも実は、「おりものを観察すること」も、非常に有効な手段のひとつです。
体が自然に教えてくれるサインを見逃さないことで、より効率的な妊活が可能になります。

妊娠しやすい時期の見分け方

妊娠の可能性が高くなるのは、「排卵の前後約6日間」。
特に排卵の2日前あたりがもっとも受精しやすいとされています。
この時期になると、おりものが「透明で、よく伸びる」状態に変化します。

こののびおり(のびるおりもの)は、見た目が生卵の白身のようで、水っぽくサラッとしています。
トイレで下着についたり、ふき取ったときに「あれ?今日は少し違う」と気づくこともあるでしょう。

この変化があったら、「妊娠しやすい時期に入ったサイン」です。

排卵日とおりものの関係

排卵が近づくと体内で女性ホルモン(エストロゲン)が増え、それに伴っておりものの量が増え、透明でよく伸びる状態になります。

そして排卵が終わると、黄体ホルモン(プロゲステロン)が優位になり、おりものは白く濁ったり、粘り気が強くなったり、量が減ったりします。

このように、おりものの変化は、体内で起きているホルモンの動きをそのまま反映しているのです。

どのくらい正確?科学的な根拠

「おりものだけで本当に排卵日がわかるの?」と疑問に思うかもしれません。
実際のところ、専門家が観察したおりものの「ピーク日(もっとも伸びがよくなる日)」は、排卵日と1日前後のズレで一致することが多いとされています。

ある研究では、女性自身の観察でも、排卵日と±1日で約6割、±2日で8割以上の精度で一致していたという結果が出ています。

(引用)
he woman-picked Peak Day was the same as the referent day in 25% of 117 cycles, within ±1 day in 58% of cycles, ±2 days in 84%, ±3 days in 87%, and ±4 days in 92%.

(和訳)
女性が選んだピーク日は、117 周期のうち 25 % で基準日と同じであり、周期の 58 % で ±1 日以内、84 % で ±2 日、87 % で ±3 日、92 % で ±4 日以内でした。

(出典)
Stanford, J. B., Schliep, K. C., Chang, C. P., O’Sullivan, J. P., & Porucznik, C. A. (2020). Comparison of woman-picked, expert-picked, and computer-picked Peak Day of cervical mucus with blinded urine luteinising hormone surge for concurrent identification of ovulation. Paediatric and Perinatal Epidemiology, 34(2), 105-113. doi:10.1111/ppe.12642.

これは、尿検査や基礎体温と同じくらいの精度。
つまり、「おりものを見るだけでも、かなり正確に排卵のタイミングがわかる」ということです。

おりものが少ない…その背後にある「体からのサイン」

「昔はもっと出ていた気がするのに」「最近ほとんど気にならなくなった」――そんなふうに感じることはありませんか?

実は、おりものの量や質は、年齢や生活習慣、体の調子によって大きく変わります。

おりものが少ない日が続くということは、単なる体質の問題ではなく、体からの小さなSOSかもしれません。

ここでは、よくある5つの原因について見ていきましょう。

年齢によるホルモンの変化

女性ホルモンの分泌量は、年齢とともに少しずつ変化していきます。
特に30代後半からは、排卵のタイミングやホルモンバランスが乱れやすくなり、それに伴っておりものも減る傾向があります。

閉経が近づくと、エストロゲンの分泌が急激に減少し、おりものの量も激減します。
妊活をしている年齢層ではまだそこまでの変化は起きていなくても、「あれ?最近違うな」と思ったら、体内のホルモンに少し変化が起きているサインかもしれません。

食生活・栄養バランスの偏り

偏った食事や過度なダイエットも、おりものの減少に関係しています。
ビタミンやミネラル、たんぱく質が不足すると、体の粘膜をうるおす力が弱まってしまいます。

とくに、野菜不足や脂っこい食事、甘いものばかりの生活を続けていると、体内の炎症が増えやすくなり、おりものの質も低下してしまいます。

健康的な食事は、肌だけでなく粘膜の健康にも直結しているのです。

(引用)
Nutrients play an important role in altering the vaginal microbiome diversity. A diet deficient in vitamin A, C, D, and E, calcium, folate, and beta-carotene but rich in fats and sugar, causes vaginal infections such as BV, which are linked to preterm birth, increased risk of HIV transmission, increased risk of HPV infection, and cervical, endometrial, and ovarian cancers .

(和訳)
栄養素は膣マイクロバイオーム(膣内細菌叢)の多様性を変化させる上で重要な役割を果たします。ビタミンA、C、D、E、カルシウム、葉酸、ベータカロチンが不足し、脂肪や糖分が豊富な食事は、BVなどの膣感染症を引き起こします。BVは早産、HIV感染リスクの上昇、HPV感染リスクの上昇、子宮頸がん、子宮内膜がん、卵巣がんと関連しています。

(出典)
Ciebiera, M., Esfandyari, S., Siblini, H., Prince, L., Elkafas, H., Wojtyła, C., Al-Hendy, A., & Ali, M. (2021). Nutrition in Gynecological Diseases: Current Perspectives. Nutrients, 13(4), 1178. https://doi.org/10.3390/nu13041178

ストレスとおりものの関係

精神的なストレスや睡眠不足が続くと、自律神経のバランスが崩れ、ホルモンの分泌にも悪影響を及ぼします。

ホルモンは脳からの指令で分泌されるため、強いストレスは排卵を遅らせたり止めてしまう原因になることも。

その結果、おりものの量も減少し、「いつ排卵しているのかわからない」といった事態になりやすいのです。

便秘やお腹の不調がもたらす影響

実は、便秘や下痢といったお腹のトラブルも、おりものに影響します。
腸が詰まっていたり、炎症を起こしていたりすると、骨盤内の血流が滞り、子宮や卵巣にも影響が出ます。

お腹の調子と婦人科の調子は、思っている以上に密接につながっているのです。

骨盤内の血流低下の影響

長時間座りっぱなしの仕事や、冷えやすい体質、運動不足などによって、骨盤周辺の血流が悪くなると、膣や子宮、卵巣に十分な栄養や酸素が届かなくなります。

その結果、おりものを作り出す腺の働きも鈍くなり、分泌量が減少してしまうのです。
とくにデスクワーク中心の生活をしている人は、意識して軽い運動や温活(からだを温める習慣)を取り入れることが大切です。

今日からできる「おりもの観察」の始め方

おりものの変化には意味がある――そう分かっていても、「どうやって見ればいいの?」と感じている方も多いのではないでしょうか。

ここでは、初心者でもすぐに取り入れられるおりもの観察の方法と、続けやすい工夫を紹介します。

いつ見る?どこで見る?

おりもののチェックは、特別なタイミングや場所を用意する必要はありません。
毎日トイレに行ったときに、ティッシュでふき取る瞬間や下着を確認するだけで十分です。

排卵期が近づくと、粘度の低い透明な「のびおり」が見られる日が増えてきます。
この変化を「今日はどうかな?」と日々観察するだけで、自分の体のリズムが見えてくるはずです。

観察に便利な記録方法

おりものの状態を記録しておくと、タイミングをつかみやすくなります。
最近では、妊活用のアプリや婦人科系のヘルスケアアプリで、簡単におりものの状態をメモできる機能も充実しています。

「のびる」「水っぽい」「白っぽい」「量が少ない」といった簡単な分類だけでも十分。
紙の手帳に記録するのもおすすめです。3ヶ月も続ければ、自分の排卵パターンが見えてくることもあります。

クリニックと併用するなら?

自分だけの観察では少し不安…という方は、婦人科や不妊治療クリニックに相談するのもひとつの方法です。

医師のアドバイスのもと、排卵検査薬や超音波診断と組み合わせることで、おりものの変化と排卵日をより正確に把握することができます。

自分の観察が合っているかどうか確認できるだけでも、大きな安心につながるでしょう。

まとめ

「妊活 おりもの」と聞くと、ちょっと地味で気に留めにくいテーマかもしれません。
でも実は、おりものの変化は、あなたの体が発している繊細で確かなメッセージです。

排卵のタイミングを知らせてくれるサインであり、ホルモンバランスや体調の変化を映し出す鏡のような存在。
毎日ほんの少し気を配るだけで、自分の体と対話する力が育まれていきます。

量が少ない日には、「最近疲れてない?」「ちゃんと食べてる?」と、自分に問いかけてみましょう。

逆に、のびのびとしたおりものが増えてきたら、「よし、妊娠しやすい時期かも」と前向きに準備ができます。

おりものを“見る”ことは、ただの記録ではありません。自分の体と仲良くなるための、大事な第一歩です。

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【妊活ブログ執筆者】

鍼灸院ひまり院長 平田泰之

〈資格〉

  • 薬剤師
  • 鍼灸師
  • コウノトリ鍼灸師
  • ONP認定栄養カウンセラー
  • 睡眠健康指導士上級
  • 婦人科セラピー協会会員
  • 日本生殖医学会会員
  • 統合医療生殖学会会員(旧子宝カウンセラーの会)

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