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妊活中にサウナはOK?男性・女性別のリスクと活用法

妊活中、「体を温めること」が大切だとよく言われますよね。 冷えを改善し、リラックスするために、日々の入浴を大切にしている方も多いでしょう。

では、サウナはどうでしょうか?

「妊活に良さそうだけど、熱すぎて逆に良くないのでは?」「精子や卵子に影響しない?」と、不安に思ったことはありませんか?

実は、サウナには妊活にとってプラスにもマイナスにもなり得る側面があります。
温熱効果による血流促進やストレス軽減などの恩恵がある一方で、使い方を間違えると妊活の足を引っ張ることにも。

この記事では、妊活中のサウナについて、最新の医学研究に基づいて正しく理解し、安心して取り入れる方法を解説します。

妊活とサウナの関係:体に起きる変化とは?

サウナで期待できる“温活”効果

妊活にも役立つ以下のような効果が、サウナには期待されます。

  • 血流の促進 サウナの熱によって血管が拡張し、血液の流れが良くなります。 これは、子宮や卵巣への血流改善にもつながり、ホルモンの循環や内膜の厚みにも好影響を及ぼす可能性があります。
  • 自律神経の調整 高温→冷水→休憩のサイクルは、交感神経と副交感神経のバランスを整える働きがあり、心身のリラックスを助けます。 これは、妊活において大敵となる「慢性的なストレス」に対抗する手段の一つです。
  • ストレス軽減・睡眠の質向上 サウナ後は、α波の増加やリラックスホルモンの分泌により、深い睡眠が得られやすくなることも報告されています。 これらは、ホルモンバランスの安定化にとって重要な要素です。

サウナのこうした効果は、入浴と同様に「温活」としての側面があります。
ただし、サウナ特有の高温環境にはリスクも伴うため、正しく知っておくことが大切です。

妊活中のサウナ利用:注意すべきポイント

男性の精子に与える影響

妊活中の男性にとって、サウナは注意が必要な習慣のひとつです。

高温で精子の質が一時的に低下

陰嚢の温度が上がると、精巣の機能が一時的に低下し、精子数や運動率、形態に悪影響を及ぼすことが知られています。

(根拠論文)
Rao M, Zhao XL, Yang J, Hu SF, Lei H, Xia W, Zhu CH. Effect of transient scrotal hyperthermia on sperm parameters, seminal plasma biochemical markers, and oxidative stress in men. Asian J Androl. 2015 Jul-Aug;17(4):668-75. doi: 10.4103/1008-682X.146967. PMID: 25652627; PMCID: PMC4492061.

妊活中、特に精子検査の前後や採精前の期間は、高温環境を避けることが推奨されます。

妊娠初期の女性にもリスクあり

妊娠初期(特に12週未満)は、胎児の器官形成が盛んな時期。
高温曝露は以下のようなリスクにつながる可能性があります。

催奇形性のリスク(脳や脊髄の先天異常)

(引用)
Hyperthermia has been shown to be teratogenic in animals, and recent retrospective studies have sug-gested that it may be teratogenic in humans.1″ The nature of the defects has varied with the time during gestation that the hyperthermia occurred; central nervous system problems affecting development and function have been the most serious consequence.

(和訳)
高体温は動物において催奇形性があることが示されており、最近の遡及的研究では人間においても催奇形性があるかもしれないと示唆されています。1 妊娠中の高体温の発生時期によって欠陥の性質は異なりますが、発育や機能に影響を及ぼす中枢神経系の問題が最も深刻な結果となっています。

(出典)
Harvey MA, McRorie MM, Smith DW. Suggested limits to the use of the hot tub and sauna by pregnant women. Can Med Assoc J. 1981 Jul 1;125(1):50-3. PMID: 7260810; PMCID: PMC1862577.

妊娠の可能性がある月経周期や、不妊治療中は「念のため控える」判断が安全です。

妊活中でも安全にサウナを活用するには?

妊活中の男女が安心してサウナを活用するためには、「頻度・時間・温度」の管理が鍵となります。

サウナの推奨使用法(妊活中の男女共通)

項目推奨内容
頻度週1〜2回まで
滞在時間1回8〜10分、長くても15分以内
温度70〜90℃程度の中温(フィンランド式が目安)まで
クールダウン水風呂・外気浴をセットで行う
水分補給前後にコップ1〜2杯の水分を必ず補給する

ポイントは、「温まりすぎない」「長居しない」「水分をしっかり取る」こと。

サウナは、上の段、中の段、下の段で温度が違います。
(参考)消費者庁 サウナ浴での事故に注意

温まり過ぎないために、どの段に座るかも考える必要があります。

男女別アドバイス:妊活×サウナの活かし方

男性の場合

  • 採精3ヶ月前〜妊娠成立までは頻回利用を控える
  • サウナが習慣の場合は、「ぬるめの温浴」や「足湯」で代用も可能

女性の場合

  • 妊娠の可能性がある時期は一時的にサウナを控えるのが無難
  • 妊活中は短時間・中温の利用で、「ストレス対策」として活用可能

妊活におけるサウナのメリットと限界

メリット:適切に使えば妊活の味方に

妊活中にうまくサウナを取り入れることで、以下のようなポジティブな変化が期待できます。

  • 自律神経の安定化
    副交感神経が優位になることで、ホルモンバランスの安定や睡眠の質向上につながります。
  • 血流改善
    子宮や卵巣への血流も促進されるため、内膜の厚みや卵胞の発育環境が整いやすくなる可能性があります。
  • 心理的なリセット効果
    「ととのう」体験による幸福感やリラックス効果は、妊活中のストレス対策に有効です。

限界と注意点:誰にでも向いている手段ではない

  • 精子や胎児への高温ストレスには慎重さが必要
    妊娠成立を優先するなら、あえて「控える」判断が最善となる場面もあります。
  • 体質・既往歴に応じてリスクが変わる
    心疾患、高血圧、妊娠初期の方は、主治医と相談のうえ利用の可否を判断しましょう。

    サウナは“妊活の必須ツール”ではありません。
    けれども、うまく使えば「体と心を整える」心強いサポート役になってくれます。

まとめ:サウナを「妊活の味方」にするために

  • サウナには血流改善・自律神経調整・ストレス緩和など、妊活をサポートする効果が期待できます。
  • 一方で、男性の精子形成や女性の妊娠初期にはリスクもあるため、「正しい使い方」が不可欠です。
  • 妊活中のサウナ活用は、「整える」ことが目的。
    体温管理と安全な頻度を守ることで、ストレスに負けない体づくりにつながります。

妊活は、心と体のバランスが大切な、妊娠の準備期間です。
サウナを活かせるかどうかは、正しい知識と判断に委ねられています。

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【妊活ブログ執筆者】

鍼灸院ひまり院長 平田泰之

〈資格〉

  • 薬剤師
  • 鍼灸師
  • コウノトリ鍼灸師
  • ONP認定栄養カウンセラー
  • 睡眠健康指導士上級
  • 婦人科セラピー協会会員
  • 日本生殖医学会会員
  • 統合医療生殖学会会員(旧子宝カウンセラーの会)

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