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夏の体調管理について
今年の夏は異常な暑さですね。
エアコンなしでは、本当に命の危険があるレベルです。
室温は28℃を超えない様に設定した方が良さそうです。
体の内部に熱が籠っている恐れがある時は、
冷たいペットボトルを脇の下に挟むなども良いと思われます。
今朝の情報番組でも、「時間差熱中症」について取り扱っていましたね。
番組でも言われていましたが、こまめな水分摂取は必ず行いましょう。
冷た過ぎる状態で水分を摂取すると、
体が本当に必要としている量を飲む前にそれ以上飲みたくなくなるので、
常温か、常温より5~10℃温度の低い状態のものが好ましいようです。
子宝でお悩みの方や冷え性の方は、
口にした水分を数秒間口腔内に留めてから飲み込むと良いかもしれません。
さて、一般的な熱中症の話はここまでにして、
この時期に注意して頂きたいことを幾つか挙げていきます。
子宝でお悩みの方や、婦人科疾患でお悩みの方、
冷えでお悩みの方は特に意識して頂いた方が良いと思います。
《エアコンや扇風機の風には直接当たらないこと≫
これは本当に意識して下さいね。
この時期、室内はもちろん、車内、電車やバスの中、会社やお店の中は冷房をかけているところがほとんどでしょう。
人は汗をかくと、その汗が蒸発することで気化熱を奪われ、体温が下がります。
冷たい風を受けると、それを加速させるだけでなく、
経穴(ツボ)を冷やすと実は内臓まで冷えてしまい、
身体の調子を崩してしまいます。
特に気を付けて頂きたいのは、首筋と足首の上部です。
(もちろん他の部位も過度に冷やすのはお勧めしません)
首筋
経穴名 大椎(だいつい)
ここは、身体の陽気を司る督脈という経絡上の重要なツボです。
冷えのある方はこのツボにお灸をすると全身がぽかぽか温まることが多いです。(カイロは不可。表面が温まるだけで、お灸と同様の効果は得られません。)
このツボの周囲に冷たい風を当て過ぎると、
寒気がしたり、体調を崩すことがあります。
襟のある服を着たり、何か風を遮るものを使って
このツボを冷やさないように心がけましょう。
足首の上部
経穴名 三陰交(さんいんこう)
このツボは足の三陰経の交わる場所で、このツボを冷やしてしまうと
内臓まで冷えて、機能低下を起こす可能性があります。
この時期でも、この三陰交まで被える長さの靴下を履き、
内臓の冷えを予防して下さい。
この数年、夏になると冷えの程度が増す方がおられます。
冷たいものを過度に口にしないだけでなく、
エアコンや扇風機の風を直接体に当てないなど、
普段から意識されるだけで冷えが和らぐケースもありますので、
日常の中で無意識に体を冷やす行為をしていないかどうか
チェックしてみて下さいね。